野球少年の肩を守る
野球肩というのを聞いたことはありますか?
大まかにいうと怪我(外傷)や使い過ぎによる肩の痛み。※詳細は後程
そしてそれは、
出やすい障害が投球フォーム別に違うのです。
野球少年は、正しい姿勢を学ばず自己流や憧れの野球選手の真似をしがちです。
周りの大人が気づいて、ケガで夢が壊れることの無いようしてあげたいですね。
では投球別とは実際にどんなものでしょうか?
- ワインドアップ期
- アーリーコッキング期
ボールを持った手がグラブから離れ投球動作に入り踏み出した足が着地するまでの段階
⇒ 投球時に腕が後ろにいきすぎると肩前方に負荷がかかり障害の原因に。
- レイトコッキング期
踏み出した足が着地してから投球する方の肩が最大に外旋するまでの段階 肩前方の負荷と肩のゆるみを抑える腱板へのストレス
⇒ 肩関節唇損傷、肩前方不安定症 腱板炎、腱板損傷の原因に
- アクセラレーション期
投げる方の肩が最大に外旋してから加速しリリースするまで
⇒ インピンジメント症候群 関節唇損傷 腱板損傷などの障害の原因に
- フォロースルー期
手からボールが離れ腕が振り下ろされるまで
⇒ 肩下方不安定症、腱板損傷、上方関節唇損傷などの障害の原因に
予防 *自己流でなく正しい投球フォームを習得する
*丈夫な肩をつくり、前後に必ず肩関節のストレッチをしっかりする
*投げすぎないようにしましょう
怪我をする前にコンディションを整えるためでも何かご相談が
ございましたらお気軽にお問合せ下さい。
セルフケアのツボ
肩ぐう・・・ツボの取り方 腕を真横水平に上げ、肩にできるへこみに指を置き
そのまま腕をおろし指があたる部分です。
ここを野球前に温めたり、野球後に冷やすなどしてみてください。