
妊娠すると、妊娠4週頃から出産直後ころまで
胎盤の元となる組織から大量のリラキシンといったホルモンが分泌されます。
このホルモンにはお産の際に産道を広げるため、骨盤の靭帯をゆるめる役割があります。
主に恥骨結合(ちこつけつごう)を固定している靭帯
仙腸関節(せんちょうかんせつ)を固定している靭帯とをゆるめます。
出産によって伸びた靭帯が元に戻るまでは通常3ヶ月程度
高齢出産や足を組むなど不自然な姿勢をとり続けると半年以上たっても腰痛や仙腸関節痛などが出やすくなってしまいます。
またリラキシンは生理の時にも分泌されますので、ゆるんだ靭帯を戻すためには産後の生理を遅らせることも有効です。
母乳を与えている間は生理が遅れます。
産前産後ご自身の骨盤(恥骨、腰、お尻)に重さやだるさなどの違和感・不快感を感じたら
早めにケアをオススメします。
お気軽にご相談下さい。
ご自宅ケアおススメのツボ
次髎(じりょう)
下記の部分に両手でこぶしをつくり当て
仰向けにゆっくり寝るようにしましょう。
寝る前に1度1分程度で大丈夫です。
※妊娠中はおさけください。